様々な学校のスタイル

学校に通えなくなった人たち。 日本に暮らす私たちにとって学校といえば小学校から大学までのあのスタイルが思い浮かべられます。義務教育のおかげでほとんどの人が同じレベルの学力や常識を身につけ生きていくのに必要な読解力、表現力、数学や化学、歴史など一通りのことを教えてもらえます。若いころには余りしっかり勉強なさらなかった方でも、大人になるとその大切さを痛感されていることと思います。しかし世界には日本のように教育に恵まれていないところがまだまだ沢山あるというのが現実です。たとえば内戦などを行っていたりする地域では子供は勉強どころではありません。また、女性には学問は不要と考えている人が多い地域では女性は学ぶ機会を奪われてしまうことが多々あります。先進国のアメリカでも交通の不便な地域の子供、または親の方針でホームスクーリング制を行っている所もあります。

人にとって学ぶということは非常に大切なことです。一人でも勉強はできますが、やはり一般的な素養としてのマナーや、お友達をつくる社交性や、いろいろな人の考えを聞いたり知ったりすることができる学校というのはすばらしい存在だと思います。このように教育システムのきちんと整っている日本は素晴らしい国です。