学校に通えなくなった人たち。
学校という機関を存分に活かすためには、勉強に興味を持てなければいけません。友達と会話をしに学校に行く、先生とコミュニケーションをするために学校に行く、部活をするために学校に行く、そういった目的意識があるのであれば、それは良いでしょう。ですが、電子媒体が進化してからというもの、友達との繋がり、関係の保ち方が難しくなっています。自分の知らないうちに、自分の悪口が友達の共通の話題になっていた、ということがあった場合、学生のような、社会的に不自由な身分の人たちは、逃げることもままならず、その場に閉じこもってしまうしかありません。変な時代になったな、と思います。昔は、テレビの話題、芸能人の話題、アイドル、ファッションの話題で人とコミュニケーションを取るのが普通でした。今は、友達の悪口の話題でコミュニケーションを取り、目くじらを立ててしまった場合は、今度は自分がターゲットになってしまう、ということに繋がり、どうでもいいようなことで傷つき、心を病んでしまう、その結果、学校にも通えなくなってしまう、弱い子ども達が現れるようになりました。私は学生時代、友達はほとんどおらず、バッシングされながらも学校に通い続けましたが、精神的な苦痛で不登校になるような子どもは、弱いと受け取られても仕方がありませんが、もう少し、今の仕組みを改善する必要があるように思います。